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街とお店で

完璧じゃなくていい日

どうも、
傘をさした瞬間だけ哲学者になる女、ミサキです。

今日は、雨の話。
先に言っておくと、
雨は別に好きでもない。

でも、嫌いでもない。
この「どっちでもない」って感情、
日常では一番信用できるやつ。

朝、雨が降ってると分かった瞬間の空気。
夫は無言で天気アプリを閉じ、
子どもは一言だけ。

「今日、濡れるよね」

うん、濡れる。
それ以上でも以下でもない。

雨の日って、世界が少しだけ静かになる。
車の音が丸くなるし、
人の歩くスピードも若干遅い。

急いでるはずなのに、
みんな慎重。

人類、雨の前では平等に弱い。
私は雨の日、
無理に元気を出さなくていい感じがして好き。

晴れの日ってさ、
「今日も一日がんばろう!」

みたいな圧がある。
雨の日は違う。

「今日はまあ…生き延びよう」

これで許される。
傘をさして歩いてると、
自分だけにSE(効果音)がついてる気がする。

シャー……
ぽつ、ぽつ。

主人公感、ある。
ただし問題もある。

傘の水。
あれ、
畳むときに必ず
自分のズボンを裏切る。

濡らす気なかった場所が、
一番濡れる。

あと、雨の日の靴。
「防水って書いてあったよね?」

って問いかけても、
靴は一切答えない。

それでも、
嫌いになりきれない。

家に帰って、
窓の外を見ると、
雨はちゃんと仕事してる。

植物は元気そうだし、
空気も少しだけきれい。

雨、ちゃんと役割ある。
そう思うと、
今日一日うまくいかなくても
まあいいか、ってなる。

雨の日って、
「完璧じゃなくていい日」

みたいな顔してる。

どうも、
雨の日は

ちょっとだけ自分に甘くなる女、
ミサキでした。
明日晴れても、
たぶん文句言うけど。

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