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街とお店で

ナマステである

どうも、
外観が不安な店ほど当たりな確率を

体感的に知っている女、ミサキです。
今日は、近所のインド料理屋の話。

前から気にはなってた。
ずっとガラガラ。

昼どきでもガラガラ。
夜でもガラガラ。

看板は派手。
写真は多い。

文字はだいたいカタカナ。
なのに、人がいない。

この時点で、
選択肢は二つ。

① 実は神店
② 二度と帰れないタイプ
私はその日、
なぜか①の気分だった。

入店。
店員さん、全員インド。

当たり前だけど、
ちょっと気圧される。

「イラッシャイマセー!」

元気。
元気すぎて、
逆に静か。

店内、意味不明。
インド音楽が
小さめに流れてるのに、
テレビではなぜか
日本のバラエティ。

スパイスの匂いと
昼の情報番組が
同時に来る。

脳が追いつかない。
ナマステである。

席に座る。
メニューが多い。

多すぎる。
カレーだけで
軽く宇宙。

ランチセットを見る。
安い。

え、安い。
この内容で?

ナン、カレー、
サラダ、
ドリンク。

さらに
「ナンおかわりOK」

え?
今、令和。

ナマステである。
注文。

店員さん、
やたら優しい。

「カラサ、
ダイジョブ?」

聞き方が
完全に心配。

「普通で」

守りに入る私。
来た。

デカいナン。
想像の
1.3倍。

皿、意味ない。
一口。

うまい。
普通に、
めちゃくちゃ
うまい。

スパイスが
ちゃんとしてる。

変な甘さもない。
ガチ。

気づく。
店ガラガラなの、
味じゃない。

立地。
あと
雰囲気。

食べ進める。
ナン、減らない。

むしろ
増えてる?

おかわり
持ってきた。

まだ聞いてない。
ナマステである。

最終的に。
腹、パンパン。

会計、
びっくり。

安い。
この満足度で?

店を出る。
「アリガトゴザイマシター!」

振り返る。
やっぱり
ガラガラ。

でも私は知ってる。
ここ、
コスパ、バグってる。

どうも、
意味不明な状況を

「ナマステである」で
全部処理する女、
ミサキでした。

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